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人生とは我慢ゲームではない。いかに楽しむかのゲームである。

人の役に立ちたいと、この業界に足を踏み入れたはずです。決して自分だけが裕福になろうなどと考えて入ってくる人はいないのが、コンビニオーナーの特徴でもあるのです。

 

ようするに「人が良い奴」です。裏を返せば、冒険心のない、独自技術を持たなかった「おんぶにだっこ組」がほとんどです。でも、がっかりする必要はありません。世の中大多数があなたと同じ生き方を選んでいます。

商売は我慢の連続です。耐えた先に希望の光が見えれば良いのですが、絶望しか見えなくなってくると、何のために生きているのか、何のために生まれてきたのかを見失う。

 

魂の歌をご存知でしょうか?アフリカのある原住民は、妊娠すると村の女たちと一緒に森の中に入ります。

そして、お腹の中の子の魂の歌が聞こえるまでずっと女たちは見守ります。歌が聞こえてくると、村に帰ります。女が出産するとさっそく魂の歌を歌ってお祝いします。3歳になったとき、学校に入学するとき、成人式のとき、結婚するとき、その歌は歌われます、死ぬときもその歌を歌って送り出すそうです。人にはある特定の周波数があり、心臓の鼓動は、生まれてきた目的を遂行しなさいという魂のメッセージなのです。

全ての企業は、コンビニも含めて人々を幸せにするために存在します。

利用する人も、それぞれの幸せを満たすために来ます。喉が渇いた、お腹が減った、お酒が飲みたい、タバコが切れたなど、あなたのお店を儲けさせるために来るのではなく、自分の欲求を満たすために訪れています。その欲求に答えるのが企業の使命といってもいいでしょう。

訪れる人が幸せになる為の行動を取ってください。利益が出なくて大変だと思っている人でも、日常には結構幸せは溢れています。子供の成長のこと、美味しいものを食べたこと、夫婦で楽しい会話をしたなど。そのレベルを拡大させていけばもっと楽しくなります。絶望感は案外全体の2%程度のことかもしれません、その2%が全体だと思わないでいただきたい。

 

 

すぐに出来なくても、トライアンドエラーを繰り返し、アップダウンを繰り返し前進。

もっとリラックスして幸せの連鎖や、豊かな思考ができるようにイメージトレーニングをして下さい。それでも今の職業では無理だと思ったら、わたしのように満期で辞めて他の仕事、人を幸せにするための職業を選んだらいいのです。

 

もっと世の中には、お客様から感謝されながら仕事ができる職業など山ほどあります。私はコンビニを行っていた10年間は「失われた時間」でした。何一つ役に立たなかったのです。本部の顔色、客の顔色を見ながら、自分の頭では物事が考えられなくなり、自分の人生だと言えるものではありませんでした。失われた10年を次の10年間で2倍にして取り戻すことを決めています。      多くのコンビニ経営者に幸あれ。

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